久しぶりに面白いゲームを見つけたので、MacOSX 上で動作するゲームパッド・ジョイスティックを探してみました。 でも昔と比べてマック用というのがあまりないんです。ウィンドウズ用なら掃いて捨てる程の種類があるんですが。
結局、Macally と Gravis というメーカーの製品を見つけたわけです。Macallyはどうやら自社製のドライバーまで用意しているらしいのですが、Gravis の方はよくわからない。
あれやこれやで、結局、国 内の販売店から Gravis の製品で Destroyer Tiltというゲームパッドを二個買い込みました(2010時点では入手は無理でしょう)。 USB prober で調べてみるとベンダーはKensingtonでしたので、KensingtonのOEMかもしれませんね。
しかしながらゲームパッド用の適切なドライバーがありませんので、ゲームパッドのドライバーソフトを探す事になりました。候補は幾つかありました。
USB Overdrive
GamePad Companion
Steer Mouse
ControllerMate
この手のドライバーソフトを探してみた人は分かったでしょうが、ほとんどのソフトは本来マウス用のドライバーで、ゲームパッドもついでに動かせるというも ののようです。
まず、USB Overdrive から。おお、ゲームパッドがうまく動くではないですか。あれ、でも、何か変だ。
そう、USB Overdriveはゲームパッド一個はコントロールできますが、同じゲームパッド二個はコントロールできなかったのです。これでは二人用ゲームができま せん。残念。
次はGamePad Companion。これは説明文を読めばすぐにわかりますが、本来 Gravis Destoyerに対応しているドライバーだったのです。そして、同種の二個のゲームパッドどころか十個でもコントロールできるようです。
以上のような次第で、残りのドライバーソフトは試していません。
これだけでは簡単過ぎるので補足しておきます。
USB Overdriveはインスールすると/System/Library/Extension/にドライバーが置かれ、それをシステム環境設定でコントロー ルする形式です。ゲームパッド二個のコントロールが出来ない点と、他のドライバーと衝突する可能性がある点(Extension形式ゆえに)を除けば優れ たソフトだと思います。実際、USB Overdrive の動作をシステム環境設定で全てオフにしても GamePad Companion と一部の機能が衝突してしまうようでした。
GamePad CompanionはExtension形式では無いようです。システム環境設定から動作を開始させたり停止させてりします。Extension形式で無 い分、他のドライバーと衝突しにくいでしょうし、動作を止めてしまえば、CPU時間も無駄にならないような。
さて、気に入ったゲームですが、
Ambrosia Software の Deimos Rising という縦スクロールのシューティングゲームです。Xeviousクローンですな。
古くは同社製品のApeiron というゲームで楽しませてもらった事があります。MacOSX 対応のApeironXも販売されていて、試してみましたが、やっぱり面白かったです。
それから、懐かしのゲームを二種類。
一つは、Bubble Bobbleで、Amigaというパーコンで最初に遊びました。
言い忘れました。パーソナルコンピュータを省略してパーコン、スーパーコンピュータならスーコンと呼びます(きっぱり)。
Mac OSX で、まさか Bubble Bobbleが出来るとは。よくよく探してみると、何種類か同ゲームのクローンがあります。でも一番出来がよいのはこれでしょう。100面への挑 戦はなかなか果たせません。
それからエニグマ(Enigma)と云うゲームです。これはOxydと云う名前でかつて販売されていたゲームをGPLで復活させたもののようです。
倉庫番も一緒にできるようです。
出来は相当よいで す。こちらからダウンロード出 来ます。
マニュアルを日本語化してみました。
このような玉転がしゲームはゲームパッドというよりも、トラックボールの方がゲームしやすいですね。
そうそう、Mac OS9 の Classic 環境を使わないのに起動させている場合があるので確認しておいた方がいいでしょう。
経験的な話ですけれど、Mac OS9 の Classic 環境を単に起動させているだけでもマシンパワーの3割程度は喰われてしまいますので、目に見えてゲームパッドの反応性が悪くなります。