日本のインターネットを検索しても、当然の事ながらまったく手がかりが得られません。米国の方を検索してゆくうちに、やっと気が ついた事があって何とかランプの正体が分かりました。つまり、それがナツメグランプと呼ばれている種類のランプなのだと。一番の手がかりとなったのは、 フォントとランプのバーナーの接続部のカラーと呼ばれる円形の金属の直径が1インチだった事です。
ネット上でかろうじて見つけたサイトは、ノースランド 家具・修理(www.northlandfurniturerestoration.com)でした。ここで、やっとカラーを含めたパーツ一式を求める事ができました。このカラーと云うパーツはなかなか販売しているサイトを見つける事ができなかっ たのですよね。
このオイルランプ用部品については、フォント以外に下記のような部品があります。
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チムニー(日本語ではホヤ) | バーナー(油吸い布はウィックと呼ぶ) | カラー(フォントとバーナーの接続用) |
首尾よく部品を入手したのはよかったのですが、カラーをフォントに取り付けるに当たって、またまた問題が発生したのです。元々の フォントにはカラーが付いていたのですが、そのカラーには、バーナー下面に切られたネジをはめ込むメスネジ(上の画像のカラーにはこのメスネジが切ってあ ります)が切ってなかったのです。そのため、元々付いていたカラーの上に新規に購入したカラーをかぶせればいいのだろうと考えていたのです。ところが、こ れがうまくかぶせられなかったのです。それも当然で、新旧のカラーとも外径が1インチの大きさなのですから。
何日か悩んだ末に、新カラーの表面をよくよく眺めていますと、一見ネジが切ってあるようなのですが、これはネジでは無い事に気が ついたのです。単にカラーリングの表面に沿って、2本の平衡な溝が存在しているだけなのです。そんな事、上の画像を見れば明らかな事だと思われるかもしれ ません。でも、旧カラー表面には、明らかにオスネジが切ってあったので、オイルランプ一般の構造として、カラーは2個のパーツを重ね合わせたものだと解釈 していたのです。
そんな旧カラーを付けたフォントを前の持ち主はどうやって使っていたのかは分かりません。為すべき作業は一つで、旧カラーをニッ パーを使って少しずつ壊していったのです。完全にカラーを取り除いた後、近所の店で買ってきた金属パテを使って新カラーをフォントに固定しました。カラー 表面に走る二本の溝は、ネジでは無くてパテの固定を支えるためのものだったと云う話です。

ちなみに、フォント以外、今回購入した部品は全て中国製でした、、、。フォントに関して云えば、よく似た形状をFenton lamp で見かけますので、Fenton 製だろうとは思っております。
このランプは非常に小さいので、明かりを採ると云う用途には不向きです。昨今は香料を燃やして香りを楽しむアロマー療法とか云う ものがあるとの事。インターネット上を少し探せば、そういった香料入りオイルも販売されているようなので、そういった向きに利用されていたのかな、と思っ ている次第です。