【国際頭痛学会の頭痛分類(第2版)】

通常、慢性頭痛としてよく取り上げられるのは1〜4までの頭痛です。5以下の二次性頭痛は、例えば風邪の発熱に伴った頭痛のようなもので、原因となる病気の治療が肝心なので頭痛はあまり問題にならない場合が多いのです。そうはいっても、頭痛の原因となる病気の中にもクモ膜下出血のような重い病気がある場合もありますので、頭痛の度に薬局に走らず、気になる場合は医療機関に相談してみる事でしょう。
  1. 片頭痛
  2. 緊張型頭痛
  3. 群発頭痛およびその他の三叉神経頚部副交感性頭痛
  4. その他の一次性頭痛
  5. 頭部外傷による頭痛
  6. 頭頸部血管障害による頭痛
  7. 非血管性頭蓋内疾患による頭痛
  8. 薬物関連の頭痛
  9. 感染症による頭痛
  10. 代謝性疾患
  11. 頭蓋骨、眼、鼻、歯などの疾患に伴う頭痛
  12. 頭部神経痛、神経幹痛、除神経後痛
  13. 分類不可能
このような複雑な頭痛分類は苦手なので治療を考慮して
  • 【片頭痛】国際分類の1と3に相当。
  • 【頚性頭痛】国際分類の2と5・11・12の一部に相当。
  • 「心因性頭痛」国際分類の4に相当。
  • 「その他」
に分類しています。

注意したい頭痛とは
頭痛テスト(頭痛の識別)